なでしこジャパン対韓国は、9月29日(火)19時30分キックオフ予定です。会場は静岡の小笠山総合運動公園エコパスタジアム。第20回アジア競技大会、女子サッカーの準決勝です。テレビやネットの中継は、9月26日時点でJFAの放送予定ページに準決勝の記載がなく、まだ発表されていません。
日本は9月25日の準々決勝でフィリピンに4-0で勝ちました。ただ、4点はすべて前半です。後半は開始から5人を入れ替え、攻め続けながら1点も入りませんでした。韓国は同じ日にウズベキスタンを6-3で破り、勝ち上がっています。
韓国戦で待ちたいゴールは3つあります。宝田沙織の大会7点目、神谷千菜の5試合連続得点、そして流れの中から韓国の守備を崩す1点です。フィリピン戦の前半はコーナーキックから2点を取りました。一方で後半の攻撃を、狩野倫久監督は「サイドからのクロス一辺倒のような単調な攻撃」と振り返っています。中3日で迎える韓国戦で、その攻撃がどう変わるかを追います。
日本対韓国は9月29日19時30分。放送はJFA公式の更新待ち
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年9月29日(火)19:30キックオフ予定 |
| 会場 | 小笠山総合運動公園エコパスタジアム(静岡県) |
| 対戦 | 日本 対 韓国(準決勝) |
| 放送・配信 | 9月26日時点でJFAの放送予定ページに掲載なし |
勝てば10月2日(金)19時30分の決勝へ進みます。
📺 放送先が決まると、どこに出るか
JFAの放送予定ページに準決勝の行が追加されれば、そこで放送局や配信サービスが分かります。準々決勝のときは、この欄が「詳細はSNSをご確認ください」という表記だったため、JFA公式SNSの案内もあわせて見ておくと確実です。
前半4点、後半0点。フィリピン戦の90分から韓国戦を待つ
フィリピン戦の最初のゴールは、開始2分でした。成宮唯のミドルシュートを相手GKが防いで、左のコーナーキック。塩越柚歩のキックに瀬野有希が頭で合わせ、相手に当たってこぼれたボールを宝田が押し込みました。26分にも塩越のコーナーキックから上野真実がダイレクトで決め、36分に宝田の2点目。前半のアディショナルタイム(45分を過ぎてからの追加時間)には、神谷がヘディングで4点目を入れています。
宝田は試合後、「毎試合、相手の弱点を狙っていこうと思っていて、今日はセットプレーで弱点を突いて」点を取れたことを大きな成果に挙げました。コーナーキックのように止まったボールから始まる攻撃で、固い守りに穴を開けた前半でした。
ハーフタイムに流れが変わります。日本は宝田と神谷を含む5人を一度に替え、生田七彩が最前線へ。辻澤亜唯と祐村ひかるが、その後ろから攻撃を組み立てました。90分で打ったシュートは22本でしたが、後半にゴールネットは揺れませんでした。

狩野監督は、後半の攻撃をこう振り返りました。
スペースをうまく使うために、コンビネーションで崩したかったですが、サイドからのクロス一辺倒のような単調な攻撃になったのも確かで、そこはお互いのイメージを共有して追求すべき部分です。
監督は同じコメントの中で、この部分を修正して韓国戦に向かいたいとも話しました。宝田も「準決勝以降の相手はより固い守備をして、より強いプレッシャーも来る」と話しています。
韓国戦の前半、0-0のままサイドまでボールを運んだ場面が来たら、そこが見どころです。フィリピン戦の後半のようにクロスを上げ続けるのか。それとも一度中へ戻し、短いパスの組み合わせで守備の間を割っていくのか。
宝田は「セットプレーで取れれば一気に流れが変わる」とも話しています。コーナーキックが取れない時間が続いたときに、流れの中から1点を奪えるか。そこに、監督が挙げた課題への答えが出ます。
中央から崩せるかは、フィリピン戦の前から続いている問いです。第3戦のあとには上野真実が「もっと中央からも攻められればよかった」と話し、前回の記事でもフィリピン戦の見どころに挙げていました。そのときどこを見ていたかは、こちらの記事にあります。

宝田沙織は大会7点目、神谷千菜は5試合連続得点がかかる

| 選手 | フィリピン戦 | 大会の記録 | 韓国戦でかかるもの |
|---|---|---|---|
| 宝田沙織(17番) | 2分と36分に得点 | 大会6得点 | 大会7点目 |
| 神谷千菜(11番) | 45+2分に得点 | 代表デビュー戦から4試合連続得点(日本女子代表で初) | 5試合連続得点 |
宝田の2点は、どちらもゴール前にこぼれたボールから生まれました。1点目は瀬野のヘディングが相手に当たったこぼれ球。2点目は一度シュートをブロックされたあと、「ボレーしやすいところにボールが来たので、思い切り足を振った」と本人が話すゴールです。
韓国戦でも、コーナーキックの競り合いやブロックされたシュートのあとには、ゴール前にボールがこぼれます。その一瞬に宝田が誰より先にボールへ触れれば、大会7点目になります。
神谷は、この大会が代表デビューでした。初戦から4試合続けて得点し、日本女子代表で初めての記録を作っています。フィリピン戦の4点目は前半終了間際、浜田芽来からのボールに高い打点で合わせたヘディングでした。
神谷は試合後、「それまでにも多くチャンスはあった」と話し、それを決め切れるかが準決勝以降は大事になると続けました。韓国戦では、クロスに合わせるヘディングに加えて、中央からパスをつないで崩した場面でも神谷がゴール前に入れるか。フィリピン戦で決め切れなかったチャンスを1つでも決めれば、代表デビューからの連続得点は5試合に伸びます。
韓国は準々決勝で6得点。失点0の日本の守備とぶつかる
韓国は準々決勝でウズベキスタンに6-3で勝ちました。6点を取った攻撃力がある一方で、3点を失っています。日本はここまで4試合で失点0。今大会で失点がないのは日本だけです。日本の守備が6点を取った韓国の攻撃をどう止めるかも、この試合のもう一つの勝負どころになります。
2026年3月18日のAFC女子アジアカップ準決勝では、日本が韓国に4-1で勝っています。ただ、このときの日本は長谷川唯らが先発した別のチームで、今回のアジア競技大会の23人とは顔ぶれが違います。
勝てば10月2日の決勝。負ければ同じ日の3位決定戦へ
準決勝はもう1試合あります。同じ9月29日の15時から、同じエコパスタジアムで朝鮮民主主義人民共和国対中国。日本の次の試合は、韓国戦の結果で次のように決まります。
| 9月29日の韓国戦 | 10月2日(金)の試合 | 相手 |
|---|---|---|
| 勝ち | 19:30 決勝 | 朝鮮民主主義人民共和国と中国の勝者 |
| 負け | 15:00 3位決定戦 | 朝鮮民主主義人民共和国と中国の敗者 |
まとめ
日本対韓国は、9月29日(火)19時30分にエコパスタジアムでキックオフ予定です。放送・配信は、決まり次第JFA公式の放送予定ページで確認できます。
宝田の大会7点目、神谷の5試合連続得点、そして流れの中から韓国を崩す1点。準決勝では、この3つのゴールを待ちながら90分を見ることになります。



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