今回は、韓国のあるYouTubeチャンネルにエムバペを悪用したフェイク動画についてのワダイです!
パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペに対する日本人記者の質問を装ったとされる、韓国のYouTube動画が世界中に波紋が広がっています。
日本人記者が、韓国イ・ガンイン選手に対する嫌味をエムバペが一蹴する、というインタビューの動画ですが、この動画がフェイクであることが判明し、注目を集めています。
イガンインについてのフェイク動画が炎上
先月、韓国のYouTubeチャンネルに、パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペに対する日本人記者の質問を装ったフェイク動画が投稿されました。
この動画では、エムバペが記者会見に出席し、日本の記者からの質問に対して「イ・ガンインがパリSGに加入することを聞きましたが、これはただのマーケティングですか?また、日本人選手についてどう思いますか?」と問われ、エムバペが商業的な目的ではないと否定し、「日本人選手についてはよく分からない」と答える韓国語の字幕が流れていました。
動画では、エムバペが質問に対し不快感を示しつつ回答している様子が映されています。
しかし、この動画は完全な捏造であり、日本人記者の質問は音声ソフトウェアで作成されたものだったことが判明。
元の素材は2021年6月のEURO2020でのフランス代表の記者会見であり、当時のムバッペが自身の去就に関する質問を受けていたシーンが使用され、韓国語の字幕が付け加えられていたとのことです。
フランスのメディアが怒りを表明
このフェイク動画が自国のエース選手を「悪用」し、フランスのメディアが怒りを表明しました。
フランスのメディア『Le 10 sport』は、このフェイク動画について「信じられない。エムバペが非現実的なフェイクニュースの被害者になってしまった」と題する記事を掲載しました。
記事では、エムバペがフェイクニュースの中心に置かれていることに気付いたと報じられています。
また、同メディアはこのフェイク動画の真の目的について疑問を呈し、「韓国と日本の歴史的・政治的な緊張関係の文脈において、この動画はエムバペを日本に関心がなく『親韓派』であるかのように描き、日本人を傷つける意図があったのではないか?」と非難しています。
このフェイク動画騒動は両国間の関係を悪化させる事件であり、フランスのメディアを通じて怒りが表明されています。
イガンインについてのフェイク動画が世界中に波紋
このフェイク動画は韓国のYouTubeチャンネルで公開され、3週間で再生回数が1100万回を超えるなど大きな話題となりました。
フランス2の国際ニュース専門チャンネル『フランス24』では、フランス語が韓国人にとって理解しにくいため、この偽動画が効果的に機能していたと指摘しています。
また、韓国と日本の間には過去に起きた重要な出来事があり、両国のスポーツにおけるライバル関係も非常に強いため、多くのネットユーザーがエムバペの対応を称賛しているとも報じられています。
このフェイク動画の騒動は韓国メディアでも報道され、韓国のファンからは「日本の方に申し訳ない」「虚偽の情報を広める人々は法的に処罰されるべきだ」「イ・ガンインにも被害が及ぶ可能性がある」といった声が上がっているとのことです。
イガンインについてのフェイク動画|海外の反応は?
このフェイク動画騒動の海外の反応をまとめてみました。

まとめ
今回は、韓国のあるYouTubeチャンネルにエムバペを悪用したフェイク動画について、海外の反応などまとめてみました!
このフェイク動画は、エムバペ選手の記者会見のシーンを装ったものであり、日本人記者の質問に対してエムバペ選手が不快感を示しつつ回答している様子を韓国語の字幕とともに映し出していました。
フランスのメディアはこのフェイク動画に怒りを表明し、エムバペ選手を「悪用」した行為と非難しています。また、フェイク動画の真の目的やその影響についても議論されており、世界中で抗議の声が上がっています。
イ・ガンイン選手にとっても迷惑な話ですね。
韓国のファンからも日本への謝罪の声や法的処罰を求める声が挙がっているなど、このフェイク動画が両国の関係に悪影響を与えることになりそうですね。
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