今回は、女子サッカーワールドカップ日本人審判員の山下良美さんのワダイです!
ワールドカップの歴史で初めて、日本人女性審判の山下良美さんがピッチに立つという快挙が成し遂げられました。
国際試合での審判は英語力が求められますが、彼女は感情をむき出しにする外国人選手たちとどのようにコミュニケーションを取っているのでしょうか?
そんな山下良美さんのプロフィールや経歴、英語力について深掘りしてみたいと思います!
- 山下良美主審プロフィール
- 山下良美主審のすごさがわかる話5選!
- 山下良美主審の英語力はネイティブ並み?
- 山下良美さんが英語に対してどのようなアプローチをしているのか?
山下良美主審プロフィール
名前:山下良美(やましたよしみ)
生年月日:1986年2月20日(37歳)
出身:東京都中野区
身長:不明
体重:不明
出身高校:東京都立西高校
出身大学:東京学芸大学
職業:サッカー審判員(国際主審、プロフェッショナルレフェリー)
■国内
2012-2021年:なでしこリーグ 審判員
2021年~:Jリーグ 審判員 WEリーグ 審判員
■国際
2015年~:FIFA登録 主審
山下良美さんは地元のサッカースクールで幼少期からサッカーを始めました。
その後、東京都立西高等学校を経て東京学芸大学の女子サッカー部に所属しました。大学時代に先輩の坊薗真琴さんから審判の大会へ誘われたことがきっかけで、審判の道を志すようになりました。
2012年には女子1級審判員の資格を取得し、2015年には日本サッカー協会の推薦でFIFAの国際審判員に名を連ねました。
さらには、2016年と2018年のFIFA U-17女子ワールドカップに出場し、様々な試合の主審を務めました。
2018年には、翌年開催されるFIFA女子ワールドカップの審判団として選ばれ、その後も国内外の様々な大会で審判を務めました。
その中でも特筆すべきは、女性審判団が男子競技のAFC主催大会を担当するのは初めてのことだったAFCカップ2019での主審の務めでした。
2019年には、男子社会人の試合も担当可能な1級審判員に認定され、2021年には、Jリーグの審判員リストにJリーグ史上初の女性として名を連ねました。
2022年には、AFCチャンピオンズリーグでACL史上初の女性主審となり、同年のFIFAワールドカップの主審候補者にも選ばれました。
また、同年には女性審判として初のプロフェッショナルレフェリー契約を結び、さらに、J1リーグの試合で初めて女性主審となりました。
そして最近では、2023年のFIFA女子ワールドカップの審判団メンバーに選ばれ、大会の開幕戦を日本人女性審判として初めて主審として担当しました。
山下良美主審のすごさがわかる話5選!
山下良美さんのすごさがわかるエピソードをご紹介します!
山下良美主審のすごさ その1:AFCの歴史を塗り替え
2019年5月15日、ヤンゴン・ユナイテッドFC対ナガワールドFCの試合で山下良美さんがレフェリーを務めました。
この試合では、彼女を支える副審として、先輩レフェリーの坊薗真琴さんと手代木直美さんが努めていました。
これは女性を中心とした審判団としてAFCの歴史上初であり、山下良美さんの”史上初”のキャリアの始まりでした。
山下良美主審のすごさ その2:Jリーグの歴史を塗り替え
2019年、山下良美さんは男子社会人の試合を担当できる1級審判員に認定されました。
そして2021年1月28日に、Jリーグで初めて女性主審として登録されました!
さらに同年5月16日、J3リーグY.S.C.C.横浜対テゲバジャーロ宮崎の試合で主審を務め、Jリーグ史上初の女性主審となりました。
山下良美主審のすごさ その3: ACLの歴史を塗り替え
2022年4月21日、タイで行われたAFCチャンピオンズリーグ2022 (ACL)のメルボルン・シティFC対全南ドラゴンズの試合で主審を務めました。
この試合でも、副審の坊薗真琴さんと手代木直美さんと組んで審判団を組みました。これはACL史上初の女性主審チームでした。
山下良美主審のすごさ その4:J1リーグの歴史を塗り替え
2022年7月14日に、女性として初めてプロフェッショナルレフェリーとしての契約を結びました。
そして同年9月18日、J1リーグのFC東京対京都サンガF.C.の試合で主審を務め、女性として初のJ1リーグ主審となりました。
山下良美主審のすごさ その5:ワールドカップの歴史を塗り替え
FIFAワールドカップでは、山下良美さんを含む6名の女性審判員が初めて選出されました。
これはワールドカップ史上初のことです!
山下良美主審の英語力はネイティブ並み?
山下良美さんの英語能力は、国際試合で重要な役割を果たします。
彼女がJリーグで主審を務めた過去の試合の映像をチェックすれば、その堂々とした態度と選手たちとの対話能力がわかります。外国籍の選手とも円滑にコミュニケーションを取っています。
彼女がAFCチャンピオンズリーグ2022(ACL2022)の主審を務めていることから、彼女が優れた英語力を持っていることが示されています。
山下良美さんの英語がネイティブと同じレベルかどうかははっきりしませんが、言語の障壁を越えるための準備を入念に行っていることは確かですね!
山下良美さんが英語に対してどのようなアプローチをしているのか?
山下良美審判がサッカーの専門用語を理解するために、一生懸命に英語を学んでいることがうかがえるエピソードを紹介します。
ワールドカップへの準備として、彼女はスピードに負けないようにスプリント練習に取り組み、さらに国際試合で審判を務めるためには英語の勉強が欠かせないと語っています。
山下さんの英語のノートには、サッカー用語や審判固有のフレーズがびっしりと書かれているそうです。
その中には、「故意に青の選手が早くフリーキックを行うのを妨げた」といった、一般の英語の授業では教えられない表現も含まれていました。
山下さんは、「サッカーを英語で表現する審判用語。競技規則にある言葉を使って(英語で)表現する練習をしています」と説明しています。
サッカーで使われる専門用語をゼロから学んでいるんですね。
審判として英語を使う場面は試合中であり、試合展開にも集中しなければならないため、英語はできるだけ自然に使えるように心掛けているようです。
また、分かりやすく伝えるためにジェスチャーや表情、笛の使用などを意識しているとのこと。
試合中に自分の意思をどれだけ伝えられるか、努力を重ねていることが伺えますね!
まとめ
今回は、女子サッカーワールドカップ日本人審判員の山下良美さんのプロフィールやすごい経歴、英語力について解説してきました!
山下良美さんは、初の女性としてワールドカップ日本人審判員として注目を集めており、日本人としても大変誇らしく感じますね!
彼女の英語力は非常に高く、Jリーグの試合や他の女性審判員との交流で確認することができます。
留学経験がないとされる彼女が、試合のシチュエーションをシミュレーションしながら英語を独学し、日々努力を重ねている姿は、真剣にコミュニケーション能力を高めるための努力をしていることを示していますね。
ワールドカップという舞台で山下良美さんが果たす重要な役割を忘れずに、選手たちと同様に彼女を応援していきましょう!
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